めざましで、ゴジラが チラっと。


あぁ、って 感じ。
あの人 誰だっけ?
あの人らしい画(え)だいね。
細かいカット割りとか、グルグル回したりとか、CGとか。
演出方を 解ってる人だとは 想う。
動きの少ない画(え)を、エキサイティングに 見せたり、
スピーディーに 見せたりするのは 難しいから。
カット割りとか 回したりとかも、
カメラワークの ノウハウが 必要なんで、
そっちの 能力は 高いとも 想う。
ただ、この作品には 向いて無いと 想う。
ゴジラに 必要なのは、重みだと 想うし。


そもそも、ゴジラってのは、勧善懲悪じゃないワケです。
人間からしたら、完全な悪ですが、
ゴジラは、人間の水爆実験だかの所為で、
誕生しただか、目覚めただかって 設定だったと 想う。
向こうが 被害者で、向こうから すりゃ、人間側が 悪で。
それでも、生きて行く為に、やっつけなきゃ ならない。
人間の ちっぽけな力は、何の 役にも 立たない。
そういう、問題提起とゆうか、人間のゴウとゆうか、
そういう話しなワケですよ。
特撮ってのは、撮り方で あって、
そこが 本質じゃない。
怪獣同士の 戦いが メインじゃない。


ゴジラって、すごく 日本的だと 想う。
自分達に 都合悪くても、元を 辿れば、自分達の所為なんじゃないか?
そういう、なんとゆうか、つつましやかさとゆうか、
なるべくなら、自分達に 間違いが あるなら、正そうとゆうか。
そういう、日本人らしさ。
洋画、特に アメリカ系の映画は、
完全 自分達 中心でしょ。
常に、人間が 正義だったり、
流れ 無視で、ハッピーエンドだったり、勝利だったり。
あれが、国民性だと 想う。
ニュース見ても そうでしょ。
言ってる事とか やってる事とか、敵側と あんま 変わらない。
だから、一向に 解決しない。
直接対決で 勝った方が 勝ちって 時代じゃないと 想う。
勝った時点で、世界が 存在しなきゃ、何の 意味も無い。


日本人は、いい意味での 日本人らしさを、
見つめ直したら いんじゃないか、と 想う。
いい意味での 割り切り方とゆうか、
丸く納めようする姿勢とゆうか。
そういうの 想い出した方が いいと 想う。
同じ星に 生まれた同士、仲良くするのが、当然じゃない?