「がっちりマンデー」2005.11/20

冬の出版界で、ベストセラー連発 幻冬舎
社長の 見城徹


ミリオンヒットは 10年に1冊といわれる業界で、
11年で 11冊。
努力をしたから。


勝者の格言
「スムーズに進んだ仕事は疑え!」
楽にいく仕事は、他の人にでも出来ると想え。
七転八倒して、手に汗握り、
毎日 泣きたくなるような日々があって、
それが 百あって、やっと 一つの大きな仕事になると、
想わなきゃ ダメだ。


やっぱり、いい本は 売れなきゃダメだと。
大衆の無意識の声が詰まってるから 売れる。
そこは どうかと 想う。
レヴェルの低い者の多くに受ける事が、
高いとは 想わない。
低い人より 上に居る人が、低い事を するのは、
商売人としては いいか知れんが、
役目を果たしてるとは 想わない。
上がすべきは、求められている物に 合わせるんじゃなく、
気付いていない事を 気付かせてやる事。


1. 作家との 超密着主義。
編集者にとって、作家は命。
書き手とは、はらわたを こすり合わせるように 付き合う。
24時間編集者。
とにかく 作家と 24時間密着し、
作家の魅力を 最大限に引き出し、
それが ベストセラーに繋がる。


2. 大胆不敵な広告戦略。
大衆に支持されないものは、僕にとって 無価値。
解ってもらえないのは すごく辛い事だけど、
解ってもいない人に 解った気になられるのは、
嬉しくないと 想う。
奇をてらってるだけじゃないの。
この辺は 求めてる物じゃなくて、
ガツン、じゃないの。


3. 徹底した合理化。
10万部を 年に2本以上作る編集者だけしか抱えない。
売る売らないって、編集者の問題なの?
なんか、ただの商品扱いって感じで、なんだかなぁ。
本の内容・質次第で あるべきじゃないの?
新しく出ていく者が 無謀をやらなくて、
一体 何が変わるだろうか?
無謀に見えるけど、今までの方が 無謀だったんじゃないの。
イズムは嫌いじゃないけど。
ただ、今の日本は、追随する者は、
それだけを正解とし、同じ事を続けるだけで、
一律化するだけに なっちゃいそうで、ちょっと アレ。
結果論じゃないのかね。
もし、下の人が これ行きたい!って 言ってきた時に、
それに ゴーを出すのかね。
出さないんだとすれば、それは 矛盾するような。
もし、ゴーを 出すなら、ぎゃふん。
叩かれても、結果出せば 文句ないでしょ。
結果論は、社会に対しての絶対条件なのか。
いいと想った事を どう結果につなげるか、なのか。
怒られて 辞めるんじゃなくて、どう 凌ぐか、か。
株式上場は、もはや 格の 一つではないだろね。


今仕掛けてるのは、男性誌
まぁ、雑誌なんかは、ぬるいから、
破天荒な仕掛けは、いいかもね。
単行本より、幅が広いし、出来る事も 多いし。


見切り発車よりは、ギリギリまで。
キャッチコピーは、解りやすいより、
短くて 引く事、か。


今まで ウケてる人向けではなく、
今まで 向けられてなかった人に ぶっつけた。
結果論の人と 想ったけど、
結果が出る、じゃなくて、結果を出そう、なのね。
ライバル誌は?
無い。オリジナルだから。


次なる 儲かりビジネスは、
リストランテの 株式上場。
ライセンスビジネス。
これからは、権利の時代。