「がっちりマンデー」

トマト王国 カゴメ


明治32年、日本のトマトの父、
カゴメの初代社長、蟹江一太郎が、
大量栽培に成功。
日本人が 一番食べている野菜は、トマトだそうな。


カゴメは、日本最大の 野菜ジュースメーカー。
野菜が 高いと、野菜ジュースが 売れる。
野菜の値が 高騰しても、
野菜ジュースの値段は、変わらない。
なぜ 変わらないのか?
カゴメは、野菜を 世界各地から 取り寄せており、
取引値は 年間契約で 決めているので、変動しない。


日本人が 口にする 緑黄色野菜の 約10%は、
カゴメが 配給している。


ライバルは、伊藤園


カゴメの切り札 リコピン
勝手に 浸透したんじゃなく、自分達が 広めた。


カゴメの 新たな 儲かりビジネス、農業。
カゴメの 広島トマト畑の広さ、広島市民球場4個分。
スケールが 大きくなれば、コストが 下がる。


土を 使ってない。
中に浮いてる状態で 栽培されている。
土の代わりに 使われている、
ロックウールという岩石に 植えられ、中に浮いている。
水や肥料は 管を通して 送られる。
それらは、コンピューターで 一括管理されている。
トマトが 最も 美味しく 早く たくさん育つように、
量や タイミングが 計算されている。
おかげで 1日の最大の収穫量は 16トン。
同じ広さの 通常の畑で採れる 1.5倍。


トマトが 浮いてるのは、作業者の 負担軽減の為、
取りやすい高さに 設定されているので、楽ちん。
移動も 電動カートで、スイスイ。
従業員の作業状況も、コンピューターで データ管理。
畑で働く従業員は、出社時と 退社時に タイミカード。
会社員のよう。
元銀行員さんが 居たりする。
今までの 農業は、ビジネスとゆう形ではなく、
あくまでも、国の補助に 保護に守られて やってきた。
企業としての ビジネスモデルを 確立させていけば、
日本の農業の これからも 明るいんじゃないか。
スケールメリットハイテク技術と、
とにかく 快適な職場環境。


株も おいしい カゴメ
カゴメは、個人株主に 優しい。
カゴメは、株主優待の さきがけ。
カゴメの商品が、年2回 送られてくる。


株主は、サッカーでいう サポーター。
株主は、一般の人より、10倍ぐらい 買ってくれている。
株主優待で 送られてくる商品は、
新商品が 多く、アピールにも なっている。


次に 狙ってる 新しいビジネスは、
植物性乳酸菌。
解りやすく言えば、ぬかずけも そう。