「儲かりマンデー」2005.07/

儲かるインド実践編。


伊藤洋一飯島愛


弁当運びビジネス。
インドのラッシュは 凄い。
人口1800万人。
売るんじゃなくて、家から運ぶのね。
インドは、弁当文化。
20以上の宗教があり、食の制限がある物もあり、
みんなで店で食べるのは難しい。


タタ財閥。
ラタン・タタ。
インドには、カースト制度とゆう 身分制度が あり、
インドの大部分であるヒンズー教徒には、
職業選択の時に 縛りがあった。
が、タタの祖先は、ペルシャから渡ってきた、
ゾロアスター教徒なので、
カースト制度の縛りがなく、
多くの商売が出来た。


会社は、儲けるばかりではダメ。
従業員達だけではなく、
会社の近くに住む人達も大事にしなくてはいけないし、
何かの形で還元しなければならない。
だから、国や地域に寄付をし、
医療や教育に 役立ててもらっている。
去年1年で、25億円。
ゾロアスターの教え、他人への奉仕から。
社会貢献をする事で、国からのサポートを受けられる。
信頼を 得られるんだろう。
何かをすると、違う形で 返って来る。
ただ、その為にやるのではなく、結果として。
インドのGDPの 2.6%。
雇用も 20万人以上。


インドでは、証券会社設立の規制が緩く、
小さな会社が増えている。


インドの株価指数、2003年は 3000ルピーだったのが、
2005年には、7000ルピーに。
この先も、まだまだ 上がるとか。


インドの経済の成長の始まりは 90年代。
それまでは、国内から 国外の企業を締め出す、
閉鎖的な経済体制だった。
91年の 深刻な経済危機を きっかけに、
当時の ナラシマ・ラオ首相が、
自由経済体制への転換を決断。
翌 92年から、成長路線を たどり始める。
90年代半ばからは、
それまで 主流だった 農業主体から、
新しく登場した IT産業主体の経済へ。
経済成長は さらに加速。
結果、現在のインド経済は、91年に比べ、
GDPは 2倍、株価は 7倍にも なった。


インドは 人口が多い国なので、内需が拡大してる。
それと、多くのインド人が 外国で 働き出している。
それが、外国から 仕事を 運んでくる事にも なっている。
インドの景気は、これから もっと よくなるだろう。


鉄鋼・航空・電力会社が、急成長株。
とにかく 人口が多いんで、
日本やら アメリカやらみたいな バブルとは、
キャパが違う。


狙い目は、医療事業。